青りんご
青りんごとは、りんごがまだ未熟な状態で収穫するため、青(緑)色をしている りんごです。 また、未成熟果実ということとは別に、ふじ、つがるなどの赤い品種と、王林などの黄色・黄緑などの青りんごがあります。 ただし、青りんごが赤く色づく能力が無いという事ではありません。青りんごに遮光の袋で袋かけをして、ある程度の期間光を遮断して収穫の前に袋をはぎ、太陽光にあてるとアントシアニンの生成が急激に起こり、陸奥などの青りんごをピンク色のりんごにすることができます。 赤りんごと青りんごとでは、栄養成分はほぼ変わりません。 りんごの栄養
基本的にはりんごと同じですが、熟していない分、甘みが少なく酸味が強いです。
熟したりんご味とは別の「青りんご味」として親しまれています。
こちらは成熟果実ですが、りんごの赤色色素のアントシアニンが、青りんごは生成されず、地色の葉緑素が見えているのです。
りんごのアントシアニンの生成には光が必要です。
青りんごは、アントシアニンをつくる能力を持っているのです。
が、青りんごの方が赤りんごより、脂肪の燃焼を促進し、蓄積を抑えるプロシアニジンという成分が多く含まれています。
ポリフェノールの一種で、内臓脂肪を蓄える器を小さくし、肝臓内で脂肪の燃焼を促進してくれます。赤いりんごにもプロシアニジンは含まれているのですが、熟す過程でアントシアニンに変化してしまいます。
リンゴポリフェノール:抗酸化作用
プロシアニジン:脂肪吸収抑制作用
カリウム:塩分を外に排出
リンゴ酸:疲労回復の効果・アレルギー予防
ペクチン:コレステロールの降下・便秘予防
2012年8月 6日
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