かぶ
寒くなると、煮物がおいしく感じるようになりますね。
かぶは、根と葉の栄養素が違います。そして、葉の方が栄養が多く含まれています。根の部分には、デンプンの消化を助けるジアスターゼ、たんぱく質の消化を助けるアミラーゼなどの消化酵素があります。
葉の部分にはβ-カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄、カリウムなどの栄養素。
冒頭で煮物のことを書きましたが、実はアミラーゼやビタミンCは熱に弱いので、サラダや酢の物、漬物など生食で食べる方が、栄養は取れるのです。
かぶは、葉付きの場合、葉を付けたままにしておくと根の水分を葉が吸い上げて、しわができたり、すができたりします。買ったらすぐに葉を切り落として、別々に保存するようにしましょう。根はラップをして冷蔵庫へ。葉は堅めにゆでてから、冷蔵か冷凍しておくと調理に便利です。
2011年11月11日
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