マスクメロン
マスクメロンは、ムスクのような香りを持つメロンという意味で、品種名ではありません。
主にアールスメロンなどのことを指しています。
栽培は温度・水分を管理した温室内で行わなければならず、大変手間がかかっています。
水分管理の為、地面から離し、シートを張ったり、プランター栽培を行ったりしています。
また1本のつるからは1玉だけしかつくらず、栄養を一玉にたっぷり送り、おいしいメロンを栽培し
ています。
そのため、高級品では1玉3万円を超えるものもあります。生産地は静岡県が全国第一で、高知県が2番目に多いです。
メロンは、食物繊維が多いです。また、体内のナトリウムを排泄させるカリウムが多く、腎臓病や高血圧の予防にも良く、解毒作用もあります。赤肉のものにはカロテンも多く含まれています。
皮の網目(ネット)は、果実の成長期に果実が肥大し、果皮がはじけてできたもので、かさぶたのようなものです。特に味には関係ありません。
おいしいメロンの見分け方は、つるが枯れているものがいいです。また、食べごろは、香が強くなっているもの、おしりの部分が柔らかくなっているものです。
2011年8月 4日
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