やまもも
やまももは実のなる期間が非常に短く、6月から7月頃で、ほとんど市場には出回りません。
やまももを店頭で見ること自体がめずらしいです。
名前に「モモ」とありますが、モモはバラ科で、やまももはヤマモモ目ヤマモモ科 の常緑樹で、別の果物です。雌雄があり、雄木には実はなりません。
関東以南の低地や山地に自生しています。痩せた土地でも生育できるので、緑化の為に植樹することもあるようです。果実は甘酸っぱく、赤から黒っぽくなるにつれて甘くなります。生でそのまま食べたり、ジャムや果実酒に加工したりします。
酸味の強い「瑞光」(酸味が強いので、お酒に向いています)や、大玉で酸味の弱い「森口」や「秀光」などの品種があります。
2010年6月21日
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