事務局K氏の日記より 35
事務局K氏の日記より 35
今頃に出始めているリンゴで、赤いというより、赤黒いリンゴが出てるでしょ。
「秋映」(あきばえ)という品種のリンゴなんだけど、「千秋」と「つがる」とをかけたリンゴなんだ。
つがるの親である「紅玉」のような真赤なリンゴ、千秋の親である「ふじ」の甘さが特徴だね。
そう言えば、昔、「レッドゴールド」というリンゴがあったね。北海道では未だにたくさん作っているらしい。芯のまわりは、密が一杯なんだけど、すぐ柔らかくなるんだよね。それが欠点だねぇ。
梨の方では、南水という梨が出回ってるねぇ。
豊水梨が終わった後に暖かい地方では、 新高梨、昼間の温度差があるところ、また、温度の低いところでは、「南水梨」を作っている。特に南水は、信州の特産の梨といえる。
「新水梨」と「越後錦」とをかけあわせた品種なんだけど、糖度が高いのが特徴なんだ。
15-18度くらいあるんだよね。まさに"ブドウ"並みの甘さだよ。
昔からの品種に「新星梨」ってぇのがあるけど、リンゴのような形でね、お尻が小さいんだよ。関西地方、京都、奈良で栽培しているみたいだね。山形産が有名らしいねぇ。この品種は、出回る期間が短いので、見たらすぐ買うことだね。
2009年10月 1日
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